伝統素材ってなんだろう

 

我が国には歴史を越えて美しい風景が、美しい文化が残されています。

特に木造建築物においては、世界文化遺産として登録されている歴史的建造物だけに限らず、数多くの過去からのタカラが全国各地に、大切に伝えられているのです。古くからの建物を残していくためには手入れが絶えず必要です。剥げれば被せ、孔が開けば埋め、腐った部分は削り新たに接ぎます。

伝統素材伝承支援協会は民家から国宝・文化財にいたるまで、我が国の大切な文化遺産を残していくために必要な素材を伝統素材と呼び、後世に伝えようとする方々の支援を行うことを目的に活動しています。

素材は地球の恵みから

伝統素材は我が国の豊かな自然から原料として。

海からは海藻、貝、魚などが採れるだけでなく、海水からの塩やにがりなど。大地からは、木や草などの植物、動物からの命の恵みのほか、岩や土、砂など。そして、それらを利用した用品からのリサイクル素材が大切に使われてきました。様々な原料。それらを採る人がいます。育てる人がいます。そしてその良し悪しを見分ける目利きの人がいます。

素材を生かす匠がいます

自然の恩恵がそのまま使われることはごくわずか。

何度も何度も手をかけ、飽きることなく時間をかけて、多くの原料は「手」と「間」が加わることによって素材へと変わります。「手間をかける」というコトバがとても良くわかりますね。この手間をかけているのが伝統の製造技術・伝統の加工技法を大切に守ってきた方々。決して手を抜くことなく、伝統にあぐらをかくことなく真摯に素材に向き合ってきた方々のおかげで、文字通り素材が「生きる」のです。

伝統は伝承と革新

伝えられてきた素材。それらを未来へ伝えること。そして、それらがより良いものになるよう常に挑戦していくこと。

様々な場面で必要となるのが、その素材。

素材づくり、素材さがし、素材の研究。その支援がまさに伝統素材伝承支援協会の役目です。

© 2018 一般社団法人伝統素材伝承支援協会

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